赤西仁について語ってみる
1ヶ月程前にタッキー&翼というジャニーズグループが解散した時にTwitter上で『タッキー』と叫んでいた芸能人がいた。
その人物は
タッキーーーーーーー!!
— Jin Akanishi 赤西 仁 (@Jin_Akanishi) September 13, 2018
実は彼はジュニア時代にはタッキーに憧れて可愛がられていたというエピソードもある。
そりゃそうですよね。自分が慕っていた先輩だったり大切な人が引退とかってなると。まして滝沢君は赤西君の良さを上手く引き出す天才だったしそんな滝沢君に赤西君もすげー慕ってるのがひしひしと伝わって来ましたから。#タッキー #滝沢秀明 pic.twitter.com/k9Jh3UuJVW
— Ryo Fukumori 福森 凌 (@Ryo_Fukumori) September 13, 2018
タッキーのことが大好な仁くん pic.twitter.com/J85mCeFSav
— みる (@yuukafav145) September 13, 2018
ほんとに時代を動かしたね(笑) pic.twitter.com/XVU4YEEa6l
— kei (@kei_ajkj) September 13, 2018
愛ある説教をよくされていた😢 pic.twitter.com/IjzIiRICZQ
— polka (@polpol_0518) September 13, 2018
思い出が沢山だよね pic.twitter.com/tPk0IuDbTa
— ジェシ&ジン (@jesse611jin74) September 13, 2018
これを見るとジャニーズを辞めた今でも尊敬して信頼しているということが分かる。
現在は、メディア露出こそ少ないもののアーティストとして中国を中心に活躍しており作詞作曲も担当しているためKAT-TUN時代より稼いでいると言われている。
実際に彼のライブであるが、パフォーマンス力は十分あり今の若手よりも上手であると思う。
現在の彼も固定的な人気があり、以前渋谷に行ったときに
完全に赤西ワールドになっていた
このように彼は、メディアで露出を得るよりかはコンサートなどで固定ファンを付けていくやり方の方が好みであったのではないかと思う。
実際に、4月に脱退会見を行い7月に脱退する関ジャニの渋谷すばるも歌唱力がとても評価されていた。その一方で、関ジャニとしての人気を持っていても渋谷すばるとしての人気を押さえつけられていた。
グループとしての人気が高い以上、グループに還元しないソロ活動を許されていない
仁はソロ活動を行ってグループに還元しない自身のワールドを作っていった。英語を学び、海外の人にも通じる努力をしていた。
実際に、彼が参加した最後のシングルも『KAT-TUN LIVE Break the Records』のコンサート上ではKAT-TUNの赤西仁ではなくKAT-TUNの5人とのコラボと言った方が近かったと思う。
そんな彼だが、KAT-TUNに在籍していた頃はとんでもないカリスマ性を持っていて亀梨和也との仁亀コンビはとても人気だった
この当時は、努力の亀梨と才能の赤西と言われていて正反対だった。
ジャニー社長もこの2人を使い分けていた。顔は赤西の方がかっこよかったが「顔はよくない子のほうが努力をする」と言っていた。
個人としての力は当時の嵐を上回っていると言っても過言ではなく実際に私は嵐のファンであるのであるがどのコンビよりも仁亀コンビの方がカリスマ的であったと思う。(逆に言えば、このコンビのイメージが強過ぎたが故に他のメンバーがブレイクできなかったのかもしれないが)
だからこそ、赤西仁脱退によってKAT-TUNの人気が急落したのだと思う。
やはり、2人が揃った時のオーラはとても凄かった
そして、ジャニーズ界において唯一の2人の人気with4人になっていたと思う。逆にもしこれが嵐のように6人全員がブレイクしていたらどうなっていただろうか。仁亀の価値がさがっていたかもしれない。
現に嵐の場合は常に来るようなズバ抜けたシンメが無い。だからこそ、どのメンバーも一定に平等に近い人気があるのである。
実際に、彼に憧れている後輩は彼が退社した今でも数多くいる。
中島健人、菊池風磨、小瀧望、京本大我、田中樹etc……
現在20歳前後のジャニタレのほとんどと言っても過言ではなく、この五人以外にもいると思う。
ちなみに中島健人や菊池風磨は未だにコンサートで赤西仁くんの曲を歌っている模様
そして、それが最も現れたのは『ごくせん』であった。
このドラマは第1シリーズに嵐の松本潤が、
第3シリーズにHey!Say!JUMPの高木雄也が出演していたものの、
これらより高い視聴率であった。
沢田と矢吹が言い合っている面白い話↑
さらに日テレの中で歴代最高の平均視聴率であり、未だにこの記録は破られていない。
実際にこのドラマは私自身が1番好きだったドラマであり、どんなに赤西が不祥事を犯したとしても忘れられないくらいかっこいいドラマであった。(本当に、小出恵介まで起こすとは考えられなかったが)
特に亀のソロ曲『絆』は、とても心に染みていく。
มีความอาคาเมะมาก คัทซีนอาคาเมะมาโดยเฉพาะ XDD#Kizuna#絆#仁亀 #ごくせん pic.twitter.com/1bnKZiUvn9
— *・゜゚・*:.。➖。.:*・゜゚・* (@aum_AzuMe) June 8, 2017
歌詞の部分の『一歩ずつでいいさこの手を離さずに』の部分が彼らの仲間を見捨てないという『絆』を象徴している。
例えば、2話で荒高の生徒を前に1人で立ち向かった時にヤンクミと他の主要メンバーが駆けつけて行くシーンや4話で土屋が退学になりそうな時に、ヤンクミが土屋を助けようとして女子学生に証言を求めるシーンにマッチしていた。
他にも、『過ちばかり繰り返した』という歌詞もとてもいい。私もそうであるがそれぞれの人々が持っている不安や悩みの部分に共感しているのだと思う。
そして、『ボロボロになるまで引き裂かれていてもあの時のあの場所消えないこの絆』は喧嘩してボロボロになったとしてもずっと仲間であるという意味であると思う。彼らは顔だけではなく仲間を見捨てないで大切にするということのこのことこそがかっこいいのだと思う。
ごくせん2 番宣
— Mocha♡...*゜ (@pancake980yen) December 17, 2016
20050306 ズームイン 5人での食事風景#亀梨和也 #赤西仁 #赤亀 #akame #仁亀 #jinkame #矢吹隼人 #小田切竜 #ごくせん2 pic.twitter.com/DnZwTG0FpY
仲がよさそうな5人
そして、キャラ設定も突破しようと突っ込むことの多かったと思えば天然でおバカさんみたいなところのある赤西仁と矢吹隼人は共通していた。
と、このようなとても魅力的で社会現象にまでなったドラマに出演していた。
これだけでもすごいのに彼らはまだ打ち破られていないこのような記録がある。
◆デビュー前、初めてのコンサートでは、2万人の動員キャパに対して55万人の応募が殺到、異例の倍率。言うまでもなく約53万人という膨大な人が落選したため、『55万人 愛のリクエストに応えて!!』というタイトルでライブDVDを発売した。
※これで、デビュー前です
◆“仁亀コンビ”としてジャニーズJr.で絶大かつ圧倒的な人気を誇っていた亀梨・赤西がメインの生徒役で出演した『ごくせん』の第2シリーズは、驚異の視聴率を記録。日テレ系ドラマの史上最高視聴率をとっており、未だその記録は破られてません。
※これでも、デビュー前。
先に先輩の松潤(赤西亀梨と違いちゃんと嵐としてデビューしていた)がメインだった『ごくせん』第1シリーズ、Hey!Say!JUMPの高木くん(こちらもデビュー済みで出演)がメインだった第3シリーズもありますが、まだジュニアだった赤西亀梨が出演したシリーズが、ずば抜けてます。どれだけ凄いことか分かりますか。
◆『ごくせん』と時期を同じくして発売したライブDVD『Live 海賊帆』は、『ごくせん』で一般層にも大ブレイクした影響もあり、デビュー前なのに異例の爆発的な売れ行きを記録。なんとその年の音楽DVD売上の、年間トップをとってます。年間ランキングで、1位です。デビュー前に、です。
◆2005年の年間シングルランキングの1位は亀梨くんのユニットの『青春アミーゴ』、翌2006年にはKAT-TUNとして念願のデビューを掴み発売したデビューシングル『Real Face』が年間シングルランキングの1位を獲得してます。
2年連続で、シングルの年間1位がKAT-TUN関連です。
◆シングル『Real Face』でデビューした際、同時にデビューアルバムとDVDもリリースしており、その全てが各部門で初登場1位を獲得。
“シングル・アルバム・DVD、同時に全て1位でのデビュー”という、史上初の記録を達成。史上初、です。
(ちなみにその前は、縁も深い先輩グループKinKi Kidsの“シングル・アルバムと、同時1位でデビュー”というのが記録で、それを塗り替えた形)
◆『Real Face』以降、赤西参加の最後のシングル『Love yourself~君が嫌いな君が好き~』まで、全てのシングルが、年間シングルランキングのトップテンに入っていた。全て、です。
◆東京ドーム、連続8日間ライブという驚異的な動員力を記録。確か当初は『7days battle』という曲にもかけて7日間、一週間連続でという予定だったのが、追加公演がプラスされて8日間に。東京ドーム7日間やっても足りなくて追加公演が出た。
東京ドーム連続8日間なんて前代未聞の前人未到の偉業で、ギネス認定という話まで出た。
連続でやったのは8日間だけど休みをはさみ合計では東京ドーム10日間をやりきった。更にすぐさま大阪に場所を移し京セラドームでも3日間埋めた。
これが赤西脱退の前年、赤西参加の最後のツアーです。
◆かつてCDTVで、夏と冬に年2回おこなわれていた恒例だった「恋人にしたいアーティストランキング」で、赤西仁が5連続1位をとってます。5連覇を成し遂げてるのは、このランキング史上、赤西仁一人だけです。
更には同ランキングの赤西仁5連覇のうち、最初の1位の時以外すべて、1位赤西仁・2位は亀梨和也で、KAT-TUNでワンツーフィニッシュを飾ってます。最初の赤西仁1位の時も亀梨和也は3位です。
ここまで連続でワンツーフィニッシュを飾り続けたのも、赤西・亀梨ペアだけです。
◆亀梨和也、ベストジーニストの一般投票部門で男性部門の5年連続1位を獲得し、殿堂入りを果たしてます。(現在は殿堂入りの条件が甘くなり3回1位を取るだけで殿堂入りできる)
亀梨和也の殿堂入りは、男性で3人目の快挙でした。(先に殿堂入りを果たしていたのは、男性部門は先輩のSMAP木村さんと草なぎさん、女性では浜崎あゆみさん)
ギネス記録も獲得
これだけ達成したなんて本当に強かったのだと思う。
そのカリスマ性には女性だけではなく、男性までもが憧れていたと思う。今のジャニーズに比べると顔の作りが男前で、女に見間違えそうな最近のジャニーズに比べると男が憧れて男にも受けやすいのかもしれない。更に、ブレイクしたキッカケにとても分かりやすいとても高い視聴率のドラマというものである。
一方で、先ほど言った天然なこともある。
例えば、SMAPの木村拓哉をうっかりと「キムタクさん」と言ってしまったり
「SMAPって解散したの!?2人でやっているんじゃなかったの!?」とか聞いたりその割にはタッキー&翼の解散知っていたり
タッキーーーーーーー!!
— Jin Akanishi 赤西 仁 (@Jin_Akanishi) September 13, 2018
本当にそういうところある意味面白い
4分20秒当たりでKAT-TUNファンの吾郎ちゃんに声をかけられたのにわからないと言っているあたりがまさにそう思う
これを今で言うのであればキンプリ(King & Prince)の平野紫耀や永瀬廉のドラマが20%を超える視聴率を達成したようなものである。
今のテレビ不況の現在はこのようなことも難しいと思うが、これが13年前にあったということである。今思えば、信じられないようなことである。
さらに、デビュー曲がハーフミリオンを超えるのは(そもそも、2007年以降でジャニーズの年間シングル1位を嵐以外で獲得・嵐越えの売り上げも)今年のKing&Princeまで無かった。
それほど、KAT-TUNの人気は凄まじかった
ちなみに、中丸と赤西は未だに交流関係があるらしく、ご飯を食べに行ったりしているらしい。田中聖が逮捕されてしまったので、心配な面もあるものの彼は大丈夫だと思う。
彼は、今でこそ残念な悪いイメージになってしまったが本当は才能あふれる人物だったからこそなのかもしれない。