嵐は本当に万人に受けていないのか?

SMAPと嵐はジャニーズの中で全員が一定のレベルまでブレイクをできた唯一のグループであると言っても過言ではないだろう。例えば、KAT-TUNは仁亀コンビしか売れてなかったし、NEWSは当初山Pのみが売れたのちに4人体制で売れるも個人でブレイクとまではいたっていない。また、関ジャニもソロのメンバー名までは分からない。平成ジャンプやキスマイやSexyZoneもブレイク時の嵐と同じくらいの年齢になってきているが、一般市民が分かるブレイクはできていない。今後、king&princeがこの役割を担うのかと注目されているが難しいと思われる。SMAPと嵐の間はKinKi Kidsは舞台などメディア的な露出が現在は少なく、V6は冠番組を持っていない。そしてTOKIOは山口のわいせつ騒動があっって音楽活動を休止していることもあるが元々ジャニーズらしい活動をあまりしていない。(それが、TOKIOの魅力であるのだが)

こう考えるとこの2グループはジャニーズでも別格であるだろう。

SMAPでは

中居→司会

木村→自分を役に引き寄せてイケメン役を演じる華役者

稲垣→脇役俳優(主にドラマ)、映画評論家

草彅→演技俳優(主にドラマ)、バラエティ

香取→コミカル俳優(ドラマ映画交互)、バラエティ、絵画

嵐では

大野君→コミカル俳優(主にドラマ)、絵画

翔君→司会、知的俳優(主にドラマ・近年は稀)

相葉ちゃん→バラエティ、ドラマ()

ニノ→バラエティ、俳優(近年は映画中心)

MJ→自分を役に引き寄せてイケメン役を演じる華役者(主にドラマ)

と両グループ共に5人がバランスよく売りやすいメンバーで構成されていることが分かる。

実際に嵐のメンバーはグループ売りをするのに適しているメンバーが多いのでランキングで上位になることが多い。

f:id:ara6ninokenlove:20180830110006p:plain

亀と山Pに抜かれたものの3~7位を独占するなど依然として強さを見せつける嵐他のグループのメンバーを足元にも寄せ付けない

しかし、その嵐は人気はあるがそれは女性ファン向けであり、男性やファン以外の人には全く人気が舞いからCDのミリオンヒットや視聴率が取れないという話も聞く。その理由の一つは顔が中性らしくクールっぽさが足りないのかもしれない。

嵐の前にミリオンヒットを出したのは SMAPKinKi KidsKAT-TUN修二と彰がある。
これらはわちゃわちゃ感よりもクール感ややんちゃな感じを売りにしていることがある嵐よりも男への受けが良かったと思う。

SMAPはグループとして『SMAP×SMAP』や木村拓哉が30%をこえるドラマに出ていたというように男女問わず人気だった。また、ミリオンヒットを3曲出している。しかし、解散騒動で香取と中居が木村と不仲のような報道が出てしまった。

KinKi Kidsは『金田一少年の事件簿』が20%越えしており、デビュー曲もミリオンヒットを出していた。現在のKinKi Kidsはタレント性よりもアーティストを重視した為、メディア露出は少なくなったものFC会員数はジャニーズ3位と上位にいる。ここは特に不仲ではなく活動場を変えていったというパターンである。

KAT-TUNの『ごくせん2』は全話25%越えで最高視聴率32.5%といった日テレのドラマでも過去最高視聴率に達しており、人気絶頂期のデビュー曲はミリオンヒットを出している(ただし、通常盤に加えてメンバー毎のPVがある6種類を合わせた7種類で売れたので、2曲以降からは売上が落ちていった。)。また、修二と彰も10%台後半の高視聴率ドラマでかつデビュー曲もジャニーズ歴代4位というミリオンヒットを出している。実際にジャニーズに興味のない人が「山Pかっこいいよね」みたいなこと話が12年経った今でもあったことを覚えている。
とはいえ、これらのグループはCD売上で50万枚以上を長い間保つことが出来なかった。しかし、KAT-TUNも結成当時喧嘩が多かったらしいし、赤西田中田口がスキャンダルの後に脱退している。

嵐はこれらのグループに比べて仲良し売りをしていることが特徴である。
わちゃわちゃ感を出すことによって安心感は出るもののクールさが薄れていき、本来ならば男性からもかっこいいと支持されていきそうなMJや翔君の男性ファンが伸びなかった。しかし、女性ファンの数がジャニーズでもダントツで多くブレイクしてもなお人気を維持し続けているのはこのお陰であるかもしれない。                  もしも、今もKAT-TUNに赤西がいたら男性受けもある程度あったとはいえ木村拓哉のキャラか痛々しいと言われ始めたように何かしらの路線変更していかないと低迷していくことは見え見えだったのではないだろうか?
つまり、大人になっても受けていって尚且つ男受けするアイドルグループになるのはかなり難しいということになる。
V6岡田君が若い頃はアイドルメインで近年は俳優メインにしている為、マルチな活躍かと思えばそのことに対して1部のV6ファンが反発したという事例もある。
だから、本当の意味で誰しもに受け入れられている人はいないと思う。

 

確かに、全盛期のSMAPに比べるとCD売り上げに毎回の変動がないので固定ファンが買っていることが分かる。

冠番組やドラマの視聴率もこれらの全盛期(KAT-TUNはごくせんしかないが)に比べると低い。

これは、まず嵐がブレイクしたことが2007年とデビューから8年も掛かっていることが理由の一つであろう。デビュー曲こそ握手券付きとはいえミリオンヒット寸前まで売り上げたのだが、それ以降は伸び悩んでいった。2007年に松潤が出演しているドラマ『花より男子2』(以下、花男2)、ニノが出演しているドラマ『硫黄島からの手紙』、翔君がキャスターを始めた『News Zero』からブレイクしていった。MJはドラマを、ニノは映画を、翔君はキャスターや司会を中心に活躍していることからこのような活躍になることが想定されていたのか?また、花男2の主題歌『Love so sweet』はデビュー曲以来の45万枚突破する。それ以降の嵐のCD売上は右肩上がりに上昇していった。

もうひとつは、それだけ時間が掛かっている間にインターネットの発達によって情報をいち早く得られるため、テレビ業界全体が不況であり以前ほどの社会現象がなかなか育ちにくいことはどの芸能人においても同じことが言える。それもあってか嵐の後継者は誰なのかということがいつまでも騒がれている状況であるのだろう。

f:id:ara6ninokenlove:20180829125014p:plain

f:id:ara6ninokenlove:20180829125018p:plain

2010年と現在の女優ランキングを比較してみる。大半の女優が世代交代している中でガッキー(10年経ってるのに未だに1位)吉高北川戸田の四名は未だに上位にランクインしているなど女優の世代交代もまだまだ完全には終わっていないのか?

しかし、99.9やブラックペアンなど近年熱愛報道が相次ぐ中でもヒットしている作品も存在する。

 嵐・松本潤主演の連続テレビドラマ『99.9-刑事専門弁護士-SEASON2』(TBS系)が好調だ。2月11日放送の第5話は、平均視聴率17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同時間帯にNHK総合で平昌オリンピックのフリースタイルスキー・女子モーグル決勝が放送されていたにもかかわらず、前週第4話の16.8%より0.2ポイントアップと健闘した。

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2018/02/post_22439.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved. 

 特に松潤木村拓哉(A LIFE〜愛しき人〜』や『BG〜身辺警護人〜)に対してで視聴率を上回ったので視聴率男として周りからの評価もある。(共演者のおかげだという意見もある)

この99.9では演技の幅が上がったと評価がある。

近年の松潤はヒット作がなく(ラッキーセブンはヒットしたものの共演者が豪華なので20%ほしいという意見もあった。)、嵐では1番人気がないと言われていた。

実際には、1番視聴率を取れないのは相葉ちゃんでドラマで男がかっこいいと思う役をやっていないため相葉ちゃんが男性人気に限れば1番低いと思われる。(CMランキング1位になったため女性からの好感度は高いと思う。)

松潤ラッキーセブン』と花男』や顔に華があるところ。ニノはGANZU』と演技力やゲーム好きで親しみやすいところ。翔君は『ヤッターマン』とトークを上手くこなすところ。大野君は『怪物くん』『忍びの国』やなどのアクション系の作品などの男が憧れる要素がヒットしているので男性人気は高く。

今期、同じジャニーズ事務所のタレントが主演するドラマは、元SMAP木村拓哉の『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、KAT-TUN亀梨和也の『FINAL CUT』(フジテレビ系)、Hey!Say!JUMP・山田涼介の『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)と各局で放送されているが、松本の『99.9』がダントツの成績を収めている。

 木村の『BG』は初回15.7%で『99.9』の初回15.1%に勝利したものの、その後は引き離されている。しかし、『BG』はなんとか2ケタ台を保っており、もっと悲惨なのは亀梨の『FINAL CUT』だ。こちらは初回7.2%でつまずいたせいか、第2話以降は6%台を推移。また、山田の『もみ消して冬』は第4話まで2ケタ台で踏ん張っていたのに、2月10日放送の第5話で一気に7.1%までダウン。その転落劇の裏では、NHK総合でオリンピック中継が放送されていた。つまり、『もみ消して冬』および山田は視聴者をキープできなかったといえる。

 そんなジャニーズ勢のなかでトップを独走中の松本。近年、ジャニーズタレント主演の連ドラは“爆死”が伝えられる機会が多いが、昨年は7月期に山下智久主演の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(フジテレビ系)が盛り上がっていた。しかし、同ドラマは第4話からしばらく13%台が続いたこともあり、最終的な全話平均は14.8%で着地。松本がこれを上回れば「今、ジャニーズで一番数字を持っている男」と呼べるのではないだろうか。

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2018/02/post_22439.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.

また、ニノも昔とは違い30代の役も違和感なくこなすことが出来るようになり演技が上達したと思われる。

このようにクールで1位を取れるのであれば万人から受けられる要素はあるのではないかと思う。

 

ただ、熱愛報道を受けて男性ファンの少ない嵐のほうが痛手を負ったことは確かである。

今後は、プライベートでも恋愛でも30代らしく大人の付き合いをした方がいいだろう